ナチュラルガーデンの中でも究極のナチュラルといえるのが、ビオトープガーデン。
中でも、庭池はビオトープの必須アイテムです。
でも、ただ穴を掘って水をいれるだけではドロドロになるだけ。
防水するためにはどうすればいいのでしょうか?
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池に水を貯めるための4つの方法
まずは水が貯まる仕組みを作る必要があります。
水が減ってしまってはどうしようもありません。
ということで、
コンクリートによる止水
ベントナイトによる止水
整形池による池作り
防水シートによる止水
の4つを比較してみました。
コンクリート・防水モルタルによる止水
☓おすすめしません
コンクリートはアルカリ性なので、魚や昆虫などが棲みつく環境としては適していません。
田んぼの用水になぜ昆虫が棲みつけるかというと、用水は常に水が流れているからです。
また、コンクリートでできた貯水池なども、庭の池と比べてはるかに巨大なので、アルカリも中和されてしまうのです。
ベントナイトによる止水
△ イマイチ
ベントナイトとは、粘土の一種です。
ベントナイトに水を加えると大きく膨張して固まるので、猫砂としても使われています。
また、池と似た用途としては、田んぼの水漏れ防止剤や水もち剤としても使われます。
田んぼに散布し、耕すことで、池のように水を張ったような状態にできるというわけです。
が、ベントナイトにはデメリットもあります。
まずは入手のしにくさです。大量に入手する販売先を見つけるのが難しいということです。
次に言えることが、使用量の加減が難しいということです。
一般的には5センチ前後ベントナイトを施工するといいと言われていますが、きちんと入れても水漏れしてしまうということが往々にしてあります。
ということで、ベントナイトを利用しての池作りはDIYではあまりお勧めできません。
整形池を埋める
◎ おすすめ
ポリエチレンで整形された池を埋め込む方法です。
一番簡単に池を作ることができる方法です。
DIYでも失敗することはありません。
とても軽い素材でできているので、施工も簡単です。
あえて言えば、自分の好みの形に作れないというのがデメリットですが、こだわりがない人は整形池が一番のおすすめです。
池作り専用防水シートによる止水
○ おすすめ
DIYで池作りをするなら、防水シートが一番手軽で簡単です。
防水シートは、ネットでも簡単に購入できる上、きちんと施工すれば失敗も少ないです。
たとえうまく防水できなくても、重なり部分にさらにシートを重ねればいいだけなので、DIYにはうってつけです。