ホームセンター等を見ていると、固まる土が何種も売られています。
ネットショップでは、さらにたくさんの固まる土が売られています。
果たしてどれがよいのでしょう。
購入してから「失敗だった」ということがないように、各メーカーの固まる土を比較してみました。
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まさ王
あまり大きな声で言えませんが、わたしがDIYで使って失敗したのがこのまさ王です。
ホームセンターで売っていたのを使いました。
まさ王のポイントは、アルカリ性で雑草が生えにくいことです。
pHは約9.7とのことです。
確かに我が家でも、DIY後5年経っていますが、全く雑草が生えてきてていません。
すぐ横の土がむき出しの場所は雑草がぼうぼうに生えているので、このセールストークは本当ではないでしょうか。
レッド。オレンジ、ブラウン、イエローとカラー展開が豊富なのも売りです。
1袋の内容量は15kg、
厚さ3cmで1平方メートル敷くには、3袋必要です。
駐車場などへの施工には、姉妹品の「まさ王スーパーハード」がおすすめです。
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マサファルト・powerマサファルト
マサファルトは、口コミが非常に高い固まる土で、強度が非常に強く公共事業でも使われる土舗装資材です。
特にpowerマサファルトは、駐車場での使用にもじゅうぶん耐えることができます。
マサファルトの強度は、
圧縮強度は12.30N/mm2、
曲げ強度は、3.32N/mm2
です。
powerマサファルトだと、
圧縮強度は27.34N/mm2、
曲げ強度は、5.97N/mm2
です。
なんのことかわからないかもしれませんが、舗装に使われるコンクリートの強度が一般的に18N/mm2ぐらいなので、コンクリートよりも圧縮強度が高いということです。
おそらく、固まる土系の中では一番強度が高いのではないでしょうか。
マサファルトの主成分は真砂土と無機系固化剤です。
カラーは、真砂土、赤土、白土、青土、黒土の5色。
このうち真砂土と赤土がネット通販で購入可能です。
マサファルトの1袋の内容量は20kg、
標準施工厚さは4cmで1平方メートル敷くには、4袋必要(80kg)です。
powerマサファルトのほうは、1袋が25kg、
標準施工厚さは4cmで1平方メートル敷くには、3.2袋必要(80kg)です。
永土(エード)
永土は、「環境にやさしい」が売りの固まる土です。
セメント、有害物質、化学薬品などを含んでいないのが売りです。
ただし、セメントを含んでいない分、強度は若干低めで、駐車場などでの使用は想定されていません。
カラーバリエーションは1色のみです。
1袋の内容量は20kg、
厚さ3cmで1平方メートル敷くには、2袋必要です。
永土のメリットは、DIYが簡単ということです。
水を撒く以外に特に作業が不要で、散水後、なんと30分で硬化してしまうということなので、DIYにはピッタリです。
超硬い 固まる防草砂
駐車場にぴったりという触れ込みで、袋に駐車場の絵がプリントアウトすらされているといういかにも固そうな固まる土です。
圧縮強度や成分などは特に公開されていませんが、パッケージから推測するに、DIY系としては最強部類に入るのではないでしょうか?
カチカチ君
カチカチ君は、水をかけて固まる魔法の土という触れ込みの固まる土です。
1袋の内容量は20kg、
厚さ3cmで1平方メートル敷くには、2袋必要です。
主成分は天然砂、無機系固化剤、混和剤とのことで、おそらくセメントが使われているのではと推測しています。
保水率は15%、
圧縮強度は2.27N/mm2(23.2kgf/cm2)、
曲げ強度は、1.00N/mm2(10.2kg/cm2)
です。
他の固まる土と比較して強度は低めです。
なので、駐車場や重量物が載るところではなどには使えません。
まとめ
以上を比較した表を作ってみました。
価格は楽天のネット通販でだいたい中間値をとってみたのですが、送料込みのショップが多いことに驚きました。
重量物なので送料が高いとおもいきや、意外でした。
価格の方は、駐車場に使える物のほうが駐車場に使えないものと比較すると割安だという意外な結果でした。
名称 | 特長 | 駐車場へ の施工 |
価格 |
---|---|---|---|
まさ王 | カラーバリエーションが豊富 | 一部可能 | 30kgで 2,000円 (送料込) |
マサファルト | 強度が高い | 可能 | 20kgで 2,000円 (送料込) |
永土(エード) | 天然成分でできているので植物にやさしい | 不可 | 20kgで 3,000円 (送料込) |
超硬い 固まる防草砂 | 耐摩耗性が高い | 可能 | 15kgで800円 (送料別) |
カチカチ君 | 施工が簡単 | 不可 | 60kgで 10,000円 (送料込) |