庭造りで必要になる「水平を出す方法」。
短い距離は水平器が使えますが、長い距離の水平を取るのはセオドライトと呼ばれる電子測定工具を使わないと厳しいです。
庭造りのために購入するのはもったいないので、ここでは原始的な水盛り缶を自作するという方法をご紹介します。
ペットボトルと透明ビニールホースさえあれば簡単に水平を出せるという代物で、DIYでも簡単に作れる庭造りの必須アイテムです。
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水盛缶の仕組みと使い方
仕組みと言っても、とても原始的で簡単なものです。
下図のような状態の場合、水の水位はペットボトルの中でもホースの中でも同じなので、ホースを持ってまわればどこでも同じ水位(高さ)をチェックできるというわけです。
使い方の注意点としては、中に空気を入れないこと。
空気が入っていると水位が狂ってしまいます。
意外と空気が抜きにくかったりするので注意しましょう。
使う際には水をこぼさないように注意してください。
ホースを低い位置に下げると水が溢れてしまいます。
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水盛管を自作するにあたって準備するもの
水盛管の作り方を説明する前に、まずは準備するものを紹介します。
ペットボトル
フタ付きで。今回は爽健美茶を用意しました。
透明ビニールホース
ホームセンターに売っています。
穴あけ工具
ドリルドライバーやインパクトドライバーなど。
ドリルドライバーのほうが優しく穴を開けることができるのですが、今回は材料が薄くて一瞬で穴を開けることができてしまうので、インパクトドライバーを使用しました。
ということで、ホームセンターで売っているもので水盛缶は作れちゃいます。
水盛缶の作り方
まずはペットボトルの蓋に穴を開けます。
穴の大きさは、ホースの径よりちょっとだけ小さめにします。
ペットボトルの蓋は薄いので、あっという間に穴が開いてしまいます。
次に、開いた穴にホースを差し込みます。
すると、あっという間に水盛缶のできあがりです。