「カラーモルタルやカラーコンクリートってどうやって作るんだろう?」
そう思ったことありませんか?
カラーモルタルは、実はDIYでも作れるのです。
ある条件をクリアすれば…。
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カラーモルタルを作るには、色粉がいる
カラーモルタルを作るには、着色材料が必要です。
ただし、その色粉を確保するのが難しいのです。
わたしがDIYでカラーモルタルを作った時も、色粉の入手に苦労しました。
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モルタル用着色剤について
色粉は、大型ホームセンターでも売られていないことが多いので、ネットでの購入をおすすめします。
大型ホームセンターでも取り扱いが少ないですし、売っていてもカラーバリエーションが少ないです。
下記の2店舗では、セメント用色粉(着色料)を多数取り扱っています。
色粉(着色剤)を作ったカラーモルタルの作り方
さて、色粉(着色料)さえあれば、DIYでもカラーモルタルは作れてしまうわけですが、より美しい色を出すには、ホワイトセメントと硅砂の使用をおすすめします。
ホワイトセメントは、名前のとおり、白いセメントで、見ると本当に白いです。
珪砂は、モルタルを作る際に使用する砂の代わりで、こちらも白いです。
珪砂もホワイトセメントも手に入らなかったらネットやホームセンターで購入できるのですが、いずれもDIY用ではないプロユースのものになっています。
つまり、20kgとか30kgとか大量での販売になっていることがほとんどということです。
もし大量に作る必要がないなら、普通のセメントでも問題ないです。
普通のセメントを使用すると若干色は濁りますが、気にするほどのレベルではないです。
セメントと色粉の配合
美しい色を出すためにはホワイトセメントがあるといいと書きましたが、それより重要なのは配合比率です。
この、配合比率がものすごく難しいのです。
好みの色の色粉があった場合でも思った色を出せないことが稀ではありません。
濃くなりすぎたり、薄くなりすぎたり…。
複数の色粉を混ぜなければにならない場合はものすごく難しいです。
わたしも何度か複数の色を混ぜてカラーモルタルを作ったことがありますが、思った色になったことはほとんどありません。
薄すぎたり、濃すぎたり…。
特に大量の色粉を必要としている場合、複数回に分けて作らざるをえないケースがありますが、複数回に分けると、ほぼ必ず色の出方が変わってしまいます。
DIYだからという問題ではなく、プロも苦労するところです。
配合比率について
配合比率は、セメントに対し色粉を1%入れるだけで、じゅうぶん色は出ます。
2~3%できれいな色、8%で色粉の色というところです。
このあたりは色によってかなり変わるのですが、経験から言うと、薄い色は混入割合を多めにした方がいいです。一方で、濃い色は、ほんの少しの着色剤でも色が出ます。
特に黒色の色粉は、ものすごく強く色が出るので、要注意です。
1%の配合ということは、セメント10kgに対し、色粉はたった100グラムです。
これだけのシビアさが要求される、ものすごく難しいDIYです。