駐車場をコンクリートで舗装するというのは、かなりのチャレンジです。
DIYの中でもハイレベルです。
限られた時間の中で大きな面積を舗装するというのは大変なことです。
それでもDIYでやってみたいというチャレンジャーのために、コンクリート舗装の構造についてまとめました。
取材ページには書ききれなかったことも書いたので、ゆっくり読んでくださいね。
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コンクリート舗装の構造
駐車場を舗装する場合、基礎の砕石が15センチ、そしてコンクリートが10センチ必要です。
人しか通らない場合は、基礎砕石が10センチと、コンクリートが5~7センチで行けます。
駐車場など車が乗り入れる場所
アプローチやテラスなど車が乗り入れない場所
よく聞かれるのですが、鉄筋は不要です。
かわりにワイヤーメッシュというものをコンクリートの真ん中に入れて、たわみを防止します。
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駐車場舗装DIYの進め方 PART1
長いので、二部構成にすることにしました。
整地
雑草をが生えているなら剥がして、地面がでこぼこなら、ある程度均します。
完成時のコンクリートの仕上げ面から舗装部分と砕石の路盤部分を含むと25センチ掘り下げる必要があります。
水盛り、遣り方をして水平、水勾配を整える
水盛り、遣り方は結構面倒なのですが、これをやらないと何も始まりません。
でも、駐車場の場合は、何か基準になる線がある場合が多いので、まっさらなところに水糸を張るよりも簡単だと思います。
駐車場の水勾配は2%以上が基本です。
砕石を敷き、転圧する
砕石は、厚さ15センチなので、1平方メートルあたり0.15立方メートル必要です。
必要な砕石料の計算
例えば、標準的な駐車場1台分の面積を舗装すると仮定して、どのぐらいの砕石が必要になるか見積もってみましょう。
駐車場の面積は、縦5メートルx横2.5メートルなので、12.5平方メートル。
なので、砕石は1.875立方メートル必要です。
砕石の比重は1.7~2.0なので、重量は3トンとか3.5トンとかになります。
ホームセンターで袋売りの砕石を買うと20kg、1袋300円ぐらいはするので、150袋で45,000円ですね。
地域にもよりますが、砕石業者に頼んで運搬してもらったほうが、コツコツとホームセンターから運ぶよりいいと思います。
何が何でもすべてDIYでやる必要ないですからね。
転圧
なんとか砕石が手に入ったら、ひたすら転圧です。
振動コンパクターなどの工具をレンタルして、ひたすら締め固めます。
転圧が終わったら、型枠、ワイヤーメッシュ入れ、そして、舗装へと移ります。