前回の「DIYで駐車場をコンクリート舗装する」の続きです。
前回は、砕石で地盤を固めるところまで書きました。
ここからは、後半のDIY、「型枠→ワイヤーメッシュ→仕上げ」について書きたいと思います。
気合いを入れていきましょう。
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駐車場舗装DIYの進め方 PART2
型枠
型枠は、コンクリートが漏れないようにするものです。
コンクリートの比重は2.5。水の2.5倍も重いので、頑丈に作る必要があります。
「型枠なんて専用のものがないと…」
「DIYでは難しいのではないか…」
と考えがちですが、ホームセンターで売っているコンパネで作ることができます。
金具が必要になる場合も、ホームセンターで調達可能です。
大事なのは、コンクリートが溢れないようにすることです。
どんな形でもいいので、とにかくコンクリートをブロックできるようにしましょう。
上の写真は、駐車場工事現場で見かけた型枠です。決して立派なものではありませんが、コンクリートが溢れないように、頑丈に作られています。
ワイヤーメッシュ(溶接金網)を入れる
コンクリートを流しこむ前に、ワイヤーメッシュ(溶接金網)を入れます。
鉄筋のような頑丈なものは必要ありません。
溶接金網を入れる目的は、強度を上げるためではなく、亀裂やひび割れを防ぐためです。
そうして、溶接金網がぐらつかないよう、隣り合ってる金網同士を番線などで結わえます。
ここで注意!
ひび割れ防止のためには、ワイヤーメッシュは必ずコンクリート舗装の中に入るようにしましょう。
手抜き工事の現場で、ワイヤーメッシュを採石の下に敷いたまま施工しているケースが見られます。
残念ながら、上の写真の工事現場も、砕石の上にワイヤーメッシュが置かれています。
「ワイヤーメッシュ浮かせる」
と書くと難しそうですが、
実はDIYでも簡単にワイヤーメッシュ入れられちゃったりします。
ホームセンターに売ってる、「ピンコロ」という5センチ角の石を所々に敷くことによって、ワイヤーメッシュを浮かすことができます。
コンクリート投入
ここからはスピードです。
コンクリートは、ミキサー車で運んできてもらうのがナイスです。
途方もない量のコンクリートが必要なので、手練りはおすすめしません。
コンクリートの必要量の計算
駐車場の面積は、縦5メートルx横2.5メートルなので、12.5平方メートル。
なので、砕石は1.875立方メートル必要です。
砕石の比重は2.3なので、重量は4.3トン以上です。
敷均しとコテ均し
ここで必要なのが人力です。
駐車場が広い場合は、DIY好きな友人を集めて一気にやってしまいましょう。
コンクリートが乾いてしまうとどうしようもなくなります。
写真のようにプロの左官屋さんでも2人でやっていることが多いです。
この現場の場合、2人で駐車場一区画分を30分かけるかかけないかの時間でやっていました。
DIYなら軽く倍以上かかるでしょう。
かと言って、コンクリートは待ってくれないので、ここは人海戦術です。
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完成!
うまくいけば、上の写真のような感じになります。
プロの左官屋さんがやっているのを見ると簡単そうに見えますが、実際はとっても難しいと思います。
わたしの力量ではDIYでできる自信はないですが、頑張ってみようという方の参考になればと思います。