レンガ積みの基礎は結構いい加減でも何とかなりますが、ブロック塀となると頑丈な基礎が必要です。
と、その前にブロック塀をDIYで積むことは可能でしょうか?
ブロック塀のDIYははっきり言ってかなり難しいです。
難しいだけではなく、失敗した時のリスクが大きいです。
スポンサードリンク
ブロック塀のDIYのリスク
レンガ敷きやウッドデッキが壊れても自分の家にしか被害がありませんが、ブロック塀が倒れてしまうと、大きな被害を生みます。
重いので、フェンスが倒れる時よりもはるかに大変なことになるでしょう。
なので、正直、DIYでの高い段数のブロック積みはおすすめしません。
最近は地震などのリスクもあるので、構造はよりしっかりとしたものにする必要があります。
ここでは、業界団体が推奨している基準でのブロック塀の基礎について紹介します。
スポンサードリンク
ブロック塀の基礎
ブロック塀の基礎の形状には3種類あります。
I型、逆T型、L型です。
使い分けですが、日本建築学会(わたしも実は加盟しています)の基準では、I型は非推奨です。
ただ、誰がどう見てもわかるように、I型がダントツで作りやすいです。
どれを作るにしても、型枠を作って鉄筋を入れてとかなりレベルが高いDIYです。
鉄筋について
縦筋は、ブロック塀とブロック塀の間に入れます。
ブロック塀の穴の中ではありません。
ブロック塀2個おき(80センチおき)にD13(太さ13mm)の鉄筋を入れていきます。
横もブロック2段ごとに鉄筋を入れておきます。
この時、ブロックは横筋用を使うことを忘れないで下さい。
ということで、事前の理解と技術が必要なのがコンクリートブロック積みなのでした。