モルタルは、初心者DIYから中級者DIYへ進む時に避けては通れない道。
レンガを敷いたり積んだり、フェンスを作ったり、ちょっとした穴埋めとか、モルタルは外構のDIYに必須アイテムです。
我が家でもモルタルはしょっちゅう使うのですが、なにせ自己流だったので、住宅街で工事してる左官屋さんに突撃取材してきました。
スポンサードリンク
突撃取材の日、正直緊張していました。
話を聞かせてくれるのだろうか?
怪しまれたりしないだろうか?
DIYとか恥ずかしがられないだろうか?
取材に慣れたわたしですが、ガテン系の人はまだ怖い。
しかもアポ無しで行くので、とにかく心配でした。
車を走らせていると、住宅分譲地を発見!
入って行くと、左官屋さんが一人、黙々と工事しているのを見つけました。
第一左官屋発見ですっ。
思わず急ブレーキで止まってしまったら、驚かれました。
さて、ここからは、自分の写真に左官屋さんのコメントを交えて紹介します。
モルタルの作り方
モルタルとコンクリートというのは実は作り方はほとんど同じです。
最後の方のステップがほんのちょっと違うだけです。
スポンサードリンク
必要な材料
オプション
メトローズやハイフレックスなど。
オプションの用途は後述します。
モルタルの作り方
セメントと砂を混ぜる(空練り)
まずは、セメントと砂を混ぜます。
セメントと砂の比率は、1:3です。
そして混ぜます。
とにかくよく混ぜます。
コンクリートの時と同じようにやります。
すると、不思議なことに、砂の色がなくなり、徐々にセメント色になってきます。
セメントと砂が一体化しました。
まるで砂がなくなったようです。
写真は混ぜる前と混ぜた後が別のDIYの時なので、若干極端ですが、混ぜると砂の間にセメントが入っていくような感じになります。
色がセメント色にならない=混ぜが足りない
ということです。
水を入れる
この水を入れるプロセスが重要です。
左官屋さんによると、
その日の天気や用途によって水の量を変えてモルタルの固さを調節するそうです。
「そんな微妙な調整できない(>_<)」
と思ったのですが、よく考えたら自分たちでDIYするとき、微妙な調整はしてました。
正しいのかどうかはわかりませんが、
暑い時は水多めに、
雨の時は(何故か雨の中ブロック積みのDIYしてた)水あまり入れずに、
という感じで。
あとは用途によって水の量は変えたほうがいいかもです。
例えば、レンガを敷く際にレンガの高さを調整するためのモルタルは、固めのほうがいいです。
わりとぴっちりとくっつけたいようなシチュエーション、例えばレンガ積みなどの場合は、耳たぶぐらいの固さがよいです。
オプションの件
上に書いたメトローズとハイフレックスの件です。
メトローズ
メトローズは、コテの滑りを良くするための潤滑剤のような粉末です。
少量を溶いてモルタルの中に入れると、モルタルがねとっとした感じになってDIYが捗ります。高くないものなので、ぜひ導入をおすすめします。
NSハイフレックス
こちらもメトローズと似て、コテの滑りをよくします。
あと、乾きを遅くしてくれたり接着機能があったりするので、積みレンガのDIYなどにはぴったりです。