レンガやタイルと同様に、舗装のDIYで人気なのがジュラストーンや鉄平石などの石張りです。
乱張りによる石張りのDIYはレンガやタイルと異なり流儀のようなものがあります。
ここでは、DIYでの石張りのコツと流儀について紹介したいと思います。
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石張りのDIYはタイル貼りのDIYと似ている
洋風の庭に似合うジェラストーン、和風の庭に似合う鉄平石、色は違えど厚さはどちらも2センチほどで、方形に貼るか乱形にはるかという点以外は、工法はおおむね同じです。
バサバサモルタルを敷いて基礎を作り、セメントモルタル(ノロ)で接着していくという方法です。
多少難しいのが、水平を取ることです。
タイルやレンガの場合は表面が平らなので構造物の上に水平器を当てて水平を確認できますが、ジェラストーンや鉄平石は表面に凸凹があるので、水平器が当てになりません。
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乱張りの流儀
「いかにランダムに見せるか」
ですが、闇雲にランダムにするのではなく、
流儀をわきまえるようにする必要があります。
やってはいけないのが、目地を十字に交差させることです。
これをやってしまうと、とてもかっこ悪く見えてしまいます。
- 直線目地を取り過ぎない
- 交差はなるべく90度以上に
- 目地の太さはなるべく一定に
など
こうするほうが望ましいという決めごともあります。
が、実際やってみるとわかりますが、
DIYで上記のルールをすべて完璧にクリアすることはものすごく難しいです。
特に、目地の幅が一定ではなくかつ大きすぎると、不格好に見えてしまいます。
外構屋さんは、目地の幅を統一させるために、鉄平石なりジェラストーンを叩いたりグラインダーで削ったりして目地の幅を調節します。
が、この過程がものすごく難しいです。
特に、叩いて石の端っこを削り落とすのは難しいので、現実的にはグラインダーで削るとよいです。
それでも、きれいな目地を作るのは難しいです。
上の写真は、目地が定まっていない例です。
下の写真と比べて、できあがりがイマイチなのがおわかりいただけるでしょうか。
石張りはとても難しいわけですが、やっぱりDIYは楽しいものです。
達成感と満足感が半端ないですからね。