独立フェンスで基礎をマニュアル通りに作ると大変な大きさになります。
でも、町を歩いていると、そんなに大きな基礎でフェンスを施工しているところはあまり多くありません。
DIYだけではなく、外構業者が施工したとしか思えないものでも、基礎ブロックを使っていたりします。
実際のところ正解はないのかもしれませんが、だいたいの目安というのはあるのだと思います。
たくさん見れば、平均値というか安全値が出ると思い、町を歩いてきました。
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おさらい:建材メーカー推奨値
「フェンスの独立基礎はどのぐらいがいいのか」のページにある通り、エクステリアメーカー推奨の大きさのフェンスの基礎はとてつもなく大きいです。
コンクリートの固まりがゴロゴロ。
これだけしておけばいいのは間違いないのでしょうが、果たしてこんなに大きくする必要はあるのでしょうか?
もちろん、境界フェンスが倒れて隣の家に迷惑をかけたり、板塀フェンスが台風で破損したりするのは危険なのでDIYとはいえど、じゅうぶん安全側に配慮しなければなりません。
自己責任で基礎を小さくするのも怖い話ですが、実際にお庭のフェンスを見ると、そんなに基礎が大きくもないフェンスがいっぱいあるのです。
それが、今回レポートしようと思ったきっかけです。
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フェンスの施工事例:町を歩いてみた
ということで、早速レポート。
気になったらデジカメ片手にすぐに町へ飛び出ます。
が、思いつきでフェンスの施工事例など、なかなか写真が集まりません。
とりあえず見つかったフェンスは2つ。本当はもう少し手元に写真があるのだけど、基礎の大きさがわからないので、今回は掲載を見送ります。
高さ180cm・基礎間隔90cmのフェンス
基礎の大きさはおおよそ30センチ。基礎ブロックを使っていると思われます。
建材メーカー推奨値では、80センチ間隔で40センチ角の基礎を設置すべしとなっているのと比べるとずいぶん小さいです。
高さ150cm・基礎間隔90cmのフェンス
測ったわけではありませんが、フェンスの高さはおおむね150センチでした。基礎は、既成品のブロックで大きさは30センチ。
なんとなく傾いているような気がしなくもありません。