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自作木製フェンスの基礎:独立基礎

カテゴリー:フェンス  

ピケットフェンス

悩ましい木製フェンスの基礎。
フェンスの基礎には布基礎と独立基礎があるということはこちらで書きましたが、ここでは独立基礎について触れたいと思います。

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独立基礎は制限が少ないのでDIY向き

こちらにも書いたとおり、布基礎のフェンスは、最初から穴が開いてないと、特殊な工具やスキルが要るなど、結構難しいというのが現実です。
が、独立基礎なら穴さえ掘れれば特に制限がないので、DIYに向いています。

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独立基礎のフェンスの基礎の大きさと間隔

フェンスを作るときに気になるのは、倒れないか、風に耐えうるかなどなど。
ここでは、フェンスの高さ別、基礎の大きさと間隔についてまとめたいと思います。

ここで計算したものは、外構メーカーが標準的に出しているフェンスの施工要領書を元にしたものです。フェンスの風通しや建てる場所によって、形状を変える必要があるかもしれませんので、自己責任でのDIYをお願いします。

フェンスの高さが60センチの場合の基礎

フェンス基礎の間隔は120cm

高さ60センチの場合は、基礎の間隔は120cmです。基礎の大きさは40cmの立方体。
メーカー推奨だとこのぐらいの大きさですが、イラストにすると、
「ずいぶん頑丈そう、というか本当にここまでいるのかな?」
と思えます。

フェンスの高さが80センチ~120センチの場合の基礎

高さ80cmから120cmまでは、基礎の大きさ、基礎の間隔とも60cmの場合と同様です。

フェンスの高さが150センチ以上の場合の基礎

フェンスの高さが150cmを超えると倒れる危険性を考慮してより狭い間隔で基礎を施工する必要があります。メーカーの推奨値では80cmが妥当となっています。
ここまでくるとコンクリートの塊ですね。

まとめ

上にも書きましたが、わたしは、
「こんなに大きな基礎がいるのかなぁ?」
と少々疑問です。
実際、街を歩いていても、基礎ブロックを使った小さな基礎も見かけるからです。

もし、上記の図面のように基礎を作るとしたら、一箇所あたりの基礎の重さは、
0.4×0.4×0.4×2.5=0.16t
つまり160kgです。
長さ4メートル高さ90センチの木製フェンスをDIYで作るとすると、基礎が5箇所いるのでコンクリートの重さはなんと800kg!
これをDIYでやるのは大変です!
この図面のとおりにフェンスをDIYで作る人は、気合を入れてがんばってくださいね!!

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