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外構で使う木はできれば長持ちさせたいものです。
そこで登場するのがハードウッドと言われる熱帯産の木です。
今回は、東南アジア産の水辺に生えるとても丈夫な木、「セランガンバツ」をレポートします。
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セランガンバツは、エクステリア向けのハードウッド
セランガンバツは、ハードウッドの中でも、エクステリアに特に向いている木と言えます。
多くのハードウッドはインテリアにも使用され、その分値段が高くなりがちなのですが、セランガンバツにはピンホールと呼ばれる虫食いが発生してしまい、どうしてもエクステリア建材として回さざるをえないという事情があるからです。
ピンホールというと、素材の質が気になりますが、ごくごく小さなもので、ほとんど気になりません。
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セランガンバツの表面
写真がセランガンバツをスキャンしたものです。
中央近くに開いた穴がピンホールです。
写真ではかなり目立ちますが、実際のスキャン面の大きさは2.5センチ角なので、ピンホールは、画面で見るよりも目立ちません。
手から50センチほど離すと、ピンホールそのものすら見えなくなってしまいます。
芯材は黄色っぽく、辺材は淡色とのことですが、手元にあるセランガンバツ材は、それほど単色ではありません。
イペと比較すると、やや黄色いですが、赤っぽい色をしています。
多少気になったのがざらつきです。
イペやウリンがまるで木とは思えないほど表面が平滑であるのに対し、セランガンバツの表面は若干ですがざらついています。
サンプルの個体差かと思いましたが、これはセランガンバツの特性のようです。
セランガンバツを使用する際、特にウッドデッキの床材とする際は注意が必要です。
コストパフォーマンス最高のハードウッド
セランガンバツの最大のメリットは、コストパフォーマンスです。
超高級ハードウッド、イペやウリンと比べると、2割程度安いケースも見受けられます。
コスト重視でフェンスやウッドデッキをDIYで作るなら、第一選択肢になるのが、セランガンバツです。
セランガンバツを売っているお店
セランガンバツの価格を見てみる
30mmx105x3000mmのセランガンバツ材の価格比較です。
同一商品の価格を定点観測しています。