レンガやタイル、ブロックのDIYをするときに必ず必要なのが砕石。
DIY初心者には「砕石」という言葉は耳慣れないかもしれません。
砕石は、基礎に敷く砂利なのですが、厳密に言うと、砂利ともちょっと違います。
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砕石は角が尖っている
砕石はその名の通り、砕いた石のように角が尖っている砂利のことです。
(あるいは本当に砕いたか)
対して砂利は、尖っているものもあれば丸いものもあります。
一見違いはないようですが、基礎として使うときは大きな違いがあります。
違いは締め固めてみるとよくわかります。
砕石は踏み固めると地盤がしっかりと固まるのに対し、砂利は踏んでも踏んでもいつまでたっても固まりません。
これは、とがった部分が他の石や地盤に突き刺さって動かなくなるためです。
レンガ敷きやコンクリート舗装、花壇などの基礎をつくるとき、安定して固まっているということはものすごく重要です。
なので、DIYで基礎をつくるときは、砂利ではなく砕石を敷くようにしましょう。
何を隠そう、わたしもDIY初心者だった頃、砕石と砂利の違いがよくわからず、砂利を基礎に使ってしまったことがありました。
特に問題は起きていませんが、違いを見極めるべきだったと今も後悔しています。
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砕石の規格
砕石には規格があります。
DIYや道路工事で一番よく使われ、ホームセンターでも広く売られているのが、0-40と呼ばれるものです。
0-40は砕石の粒の大きさを表しているもので、細かい砂のようなものから40mmぐらいまでの大きさの砕石までを含んでいるという意味です。
大きさがランダムなので、締固まりが非常によいです。
他にも粒度調整砕石や単粒度砕石などいろんな言葉がありますが、DIYでは0-40だけ覚えておけば問題ありません。
砂利の使用用途
そうすると、砕石とそっくりな砂利は何に使うのでしょう?疑問に思う方もいるかと思います。
砂利は主にコンクリートの中に混ぜる材料として使われます。砕石を、コンクリートの材料として使っても問題ありません。